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現在の就活ではもはや定番となったOB訪問。就活を始めるにあたって、OB訪問を考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、「やり方がわからない」「いつやればいいの?」「何を聞けばいいの?」といった不安もあると思います。

OB訪問は実際に会社で働いている社員に会うわけですから、失礼があってはなりません。

失礼がないように、OB訪問をするときのマナーをおさえておきましょう。

OB訪問で悪い印象を与えてしまったがために、本番の面接で不合格になることさえあるのです。

しかし、しっかりとやり方をおけば、採用ホームページや会社説明会では聞くことのできない有益な情報を教えてもらえるかもしれません。

OB訪問を上手く活用して内定を勝ち取りましょう。

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OB訪問の時期

この記事の目次

まずはじめに、OB訪問にはいつしなくてはいけないという決まった時期はありません。つまり、いつしてもいいのです。

ものすごく早い人は大学1年生のときからOB訪問をしています。

それはさすがに極端な例かもしれませんが、なるべく早く始めたほうが良いと思います。

おすすめの時期は大学3年の夏ごろから翌年の3月ごろです。

理由は就職活動が解禁されると、多くの学生がOB訪問を始めるので、OBは多くの依頼を受けることになります。

ただでさえ忙しいのに、さらにOB訪問の依頼が重なってしまうと、なかなか予定を合わせるのは難しくなってしまいます。

したがって、就職活動が解禁される前にOB訪問をするほうが、OBに出会える確率は高いと思います。

OB訪問の目的

OB訪問をする目的は様々ですが、主に以下の3つの目的があります。

①ホームページや会社説明会では得ることのできない有益な情報を聞き出す

ホームページや会社説明会では企業全体の情報を説明するので、特定の部署や業務の実態は見えにくいことが多いです。

比べてOB訪問では、実際にその部署で働いている社員に会うことができるので、より細かいところまで話を聞くことができます。

また、ホームページや会社説明会ではその企業の良い面しか説明されません。

しかし、どんなに優れた一流企業で働く社員でも、会社に対しての不満やもっとこうしたほうがいいと感じていることがあるのは当然のことなのです。

実際に自分がその企業に入社することを考えれば、その企業の良い面だけでなくて、悪い面や他社に劣っている点・改善点なども頭に入れておくべきなのです。

それらの情報はOB訪問をすることで得られます。

②履歴書やエントリーシートを添削してもらう

履歴書やエントリーシートを書いても、「わかりにくいところはないだろうか」「この内容で通るだろうか」と不安な気持ちになりますよね。

そんなとき、友人同士で見せ合ったり大学のキャリアセンターで見てもらったりしても良いのですが、

もっとも確実なのは実際にその企業に入社した社員に見てもらうことです。

彼らも同じように履歴書やエントリーシートを書いて採用試験を受けて採用されたわけですから、より正確をアドバイスをもらうことができるでしょう。

③模擬面接をしてもらいアドバイスをもらう

OB訪問の一番のメリットは社員と実際に会って話を聞くことができるという点です。

普段の大学生活ではなかなか社会人と話をする機会はありません。年の離れた人と話をすることもアルバイトなどの他にはあまりないでしょう。

よって、OB訪問は普段あまり話をする機会のない年の離れた社会人と話をするいい機会なのです。これは面接慣れするためにも良い機会です。

もし、質問に困ったり聞くことがなくなってしまったりしたら、模擬面接をお願いすると良いでしょう。

その際は、「志望動機」「やりたいこと」「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」「長所・短所」などの面接で聞かれる定番の質問を一通り答えられるようにしておきましょう。

本番の面接と同じ気持ちで臨むことが大切です。

OB訪問をする目的として、「コネを作ること」を考えている人もいるかと思いますが、OB訪問でいくら社員と仲良くなったからといってコネにはなりません。

役員クラス以上の社員の場合はコネになるかもしれませんが、それ以外の社員には人事を動かすことができないのが普通です。

コネを作るためにOB訪問をするのではなく、あくまでOB訪問は有益な情報を得る場と考えましょう。

OB訪問のマナー

OB訪問をすることをハードルが高いと感じている人も多いかと思います。

確かにOB訪問にはいくつかのマナーがあります。しかし、それらをしっかりと理解すればさほど難しいことではありません。

ここではOB訪問のマナーを順を追って紹介したいと思います。

①OBの連絡先を調べる

大学の部活の先輩など連絡先を知っているOBを訪問する際は良いのですが、ほとんどの場合は連絡先を知らない初対面のOBを訪問することになると思います。

連絡先の入手の仕方としては以下の方法が考えられます。

  • 大学のキャリアセンターに行ってOB名簿をみせてもらう
  • 親・親戚・友人・知人・先生に紹介してもらう
  • OB訪問を仲介しているサイトやアプリを利用する
  • 企業の人事部に電話をしてOB訪問ができるかどうか相談してみる
  • 企業の前で待ち伏せして社員に話しかけOB訪問をお願いする

といった、様々な方法が考えられます。もっとも多いのは大学のキャリアセンターのOB名簿から連絡をする方法でしょう。

また、最近ではOB訪問の増加に伴い、様々な仲介サービスが誕生しました。

パソコンやスマートフォンなどで簡単に利用できるものが多いので、それらを利用するのもひとつの手です。

企業の人事部に電話をする、企業の前で待ち伏せをするという方法は少々強引なのであまりおすすめはできません。

しかし、どうしても連絡先が入手できない、その企業の社員に当てがないといったときには試してみる価値はあると思います。

実際にその方法で成功した例もあります。

②アポを取る

連絡先が入手できたら、次にアポを取りましょう。まずは手紙を書きます。

メールや電話で連絡するという手段もありますが、いきなりのメールや電話は失礼だと思われることもあるので、手紙を書くのが一番無難だと思います。

手紙に自分のメールアドレスと電話番号を記載しておき、以後の連絡はメールや電話でするようにすると良いでしょう。

手紙には「簡単な自己紹介」「連絡先をどこで入手したか」「OB訪問で何を聞きたいのか」などを簡潔に書いておきましょう。

また、就職活動では手紙を書く機会が多いので、一度手紙の書き方を確認しておいたほうが良いと思います。

もちろん手紙を書いてもすべて返事が返ってくるとは限りません。私の経験では3、4通に1通返事が返ってくるくらいでした。

返事が返ってこなくても、追って連絡をしたりして、相手を困らすことのないようにしましょう。

③日程・場所を決める

OBから連絡があり、OB訪問を承諾してもらえたら、次に日程を決めます。

相手のことも考えて、自分が都合の良い日をいくつか挙げます。無理やりに予定を押し付けることのないようにしましょう。

あくまで忙しい仕事の合間を縫って会ってもらっているという気持ちを忘れないでください。

OB訪問を行う場所は様々だと思いますが、たいていの場合はOB側が指定してくれます。

喫茶店やカフェ、ファミレスなどで食事をしながら、あるいは居酒屋で、という場合もあります。

もしお酒が飲めないのに居酒屋を指定されてしまったら、正直に「お酒は飲めません」と言って構いません。

OB側も理解してくれますので、そこまで無理をする必要はありません。

④OB訪問当日

当然のことですが、当日は待ち合わせ時間に遅れないようにしてください。

服装ですが、特に相手側からの指定がない場合はリクルートスーツで行くのが一番無難だと思います。

OBと出会ったらまず名刺交換をします。名刺は作っても良いですが、学生はまだ名刺を持っていなくて当然なので、なくても構いません。

その際は相手の名刺をしっかりと受け取りましょう。相手の話を聞いているときは基本的にメモを取るようにします。

しかし、食事をしながらメモを取るのは大変なので、その場合は相手の話にしっかりと耳を傾けるように心がけましょう。

OB訪問で聞くべき質問内容

OB訪問で何を聞いたらよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

実際にOB訪問はしたほうがいいと思うが、何を聞いたらいいかわからないために、OB訪問を諦める学生も多いのです。

そんなあなたのためにOB訪問で聞くべき質問をいくつか紹介します。

常識の範囲内の質問なら何を聞いても構いませんが、以下の3点を意識して質問すると良いでしょう。

  • ホームページや会社説明会でわかるような質問はしない
  • 事前に訪問するOBの所属部署等を聞いておき、その部署の人が答えられないような質問はしない
  • 就活で定番の質問「志望動機」や「自己PR」などを質問しない

まず、ホームページや会社説明会でわかることを聞くのは失礼になります。自分で事前に調べられることは調べておきましょう。

また、そのOBがわからないことを聞いても相手を困らせてしまうだけです。いくら会社に勤めている社員でも、その会社のすべてを把握しているわけではありません。

最後に、OB訪問は「志望動機」や「自己PR」を教えてもらう場ではありません。

あくまでOBの意見を聞いて参考にすることが目的なので、あからさまに就活で聞かれる質問をするのは良くありません。

入社前と入社後で感じたギャップはありますか

この質問は実際にその会社に勤めたことのある人にしか答えられません。「自分はこの会社に合っているのか」ということを確かめるためにも聞いておくべき質問でしょう。

この質問をきっかけに会社の雰囲気・上司や後輩との関係についても聞くと良いでしょう。

仕事を通じて実現したいことを教えてください

エントリーシートや面接では、「やりたいこと」「夢はなんですか」「10年後に実現したいこと」といったことを聞かれます。

参考のためにも仕事で実現したいことを聞いておくと良いでしょう。

しかし、実際の面接では、そのまま話すのではなく、あくまで参考程度にして自分の言葉で話すようにします。

同業他社と比べて優れている点・劣っている点を教えてください

同業他社との比較はその会社を詳しく知る上でも重要です。また、劣っている点はなかなかホームページや会社説明会では聞くことができません。

優れている点だけでなく劣っている点まで質問することがポイントです。

学生時代について・就職活動について教えてください

学生時代や就職活動について聞くのも良いでしょう。上手くいけば、学生時代の話をきっかけにOBと打ち解けることができるかもしれません。

しかし、あまり年の離れたOBの場合、今と違って参考にならなかったり、「そんな昔のこと忘れたよ」と一掃されてしまったりすることもあるので、

この質問は比較的若い社員のときに限ったほうが良いと思います。

産休・育休の実態について教えてください(特に女性)

特に女性は気になると思います。最近では育休取得率などを企業側も開示していますが、その実態はつかみにくいのが現状です。入社後のミスマッチを避けるためにも、将来的に結婚や出産を考えている人はしっかりと聞いておきましょう。

但し、聞くのは女性社員のみにしてください。男性社員は産休や育休などの制度に詳しくないのが大半なので、聞かないほうが得策です。

OB訪問後のお礼の注意点

OB訪問後には必ずお礼のメールを送るようにしましょう。

メールは簡単なもので構いません。忙しい仕事の合間を縫って会ってもらったお礼と学んだこと・参考になったことなどを書きます。

メールはその日のうちに出すのがマナーです。夜遅くなってしまったときは、翌日中には送るようにしましょう。

また、内定をもらった後にはお世話になったOBに内定報告と感謝の気持ちを伝えると良いと思います。こちらはアポを取ったときと同じように手紙に書くと良いでしょう。

必須ではありませんが、これから仕事をする上でもお世話になるかもしれないので、しっかりと感謝の気持ちを伝えておきべきです。

まとめ

OB訪問をハードルが高いと思ったり、めんどくさいと感じたりするかもしれませんが、やり方をしっかりと覚え、失礼がないように振舞えば、それほど難しいことではありません。

上手くいけば、就活でこれほど有益な情報を得られる場は他にないと思います。

就活は知っているか知らないかで大きな差がつきます。より良い情報を知っている人のほうが圧倒的に有利になります。

OB訪問を上手く活用して厳しい就活を乗り切りましょう。

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