古代ギリシアの哲学者であるアリストテレスは、実は、スピーチの天才と称されていました。

その、スピーチの天才であったアリストテレスが言っていたのが、相手に影響を与えるには、納得してもらうには、3つの原則を押さえる必要があるということです。

3つの原則とは、

  • ロゴス(論理)⇒ 主張、根拠
  • パトス(情熱)⇒ 訴える、熱く本気で語る
  • エトス(信頼感)⇒ どういう人間か

この3つです。これは現代でも通用する法則ですし、面接でももちろん当てはまります。

つまり、どんなにあなたが優れていて、それを、面接で論理的に根拠を持って説明できたとしても、パトス(情熱)とエトス(信頼感)がなければアウトなわけです。

どれか一つでも欠けてはいけません。

この3つをしっかりと面接官に伝ることで、面接官の心をわし掴みにできるわけですね。

Unistyleに登録して内定者ESを手に入れよう!

Unistyleは内定者ESを中心に、就活で内定をゲットするための情報が全てつまっています。毎年6万人以上の就活生が利用していますので、登録必須のサービスですよ!

Unistyleに無料登録する

ロゴス(論理)

ロゴス(論理)とは、ご想像の通りロジカルに話すことです。

要は、聞き手が理解できるように話すということですね。具体的には、主張⇒根拠⇒結論。この順番で、話すことです。

  1. 主張:私は、○○ができます。
  2. 根拠:(例えば)○○や○○をしてきました。
  3. 結論:(故に)○○なんです。

これが、ロジカルに話すということですね。これを、面接では徹底してください。

もちろん、根拠の部分で、しっかりと主張したことに対して立証できていなければ、ロジカルとは言えません。

また、ロジカルに話す一つのコツでもありますが、根拠の部分で、「理由は3つあります」と3つに分けて話すことは、非常に評価ポイントが高いです。

相手が話を理解するのは、3つに分けて話すのがベストだと言われています。時間的にも、1つ2つじゃ短くなるけど、3つであれば、丁度いい時間になるというのもありますね。

ですので、面接官から聞かれた質問に対しては、『理由は3つありまして、まず一つ目が◯◯です。』

こういう、話し方ができれば、本当に高く評価されますよ。

結論から話すのは意外と難しいものです。こればっかりは、慣れの問題なので、失敗しながら体にたたきこんでいきましょう。

ですが、ロジカルを意識しすぎてロボットみたいな話し方にならないようにしてくださいね。あくまでもナチュラルロジカルです。

なので、結論を意識するあまり不自然な喋り方になるのであれば、結論から話す必要はないです。そっちの方が、明らかにマイナスポイントですからね。

パトス(情熱)

パトス(情熱)を伝える方法は、2つあります。

①感情

感情を込めて、訴えかけるということです。

「御社で働きたいんです。」

これを、気持ちを込めて伝えるわけです。この気持ちは誰にも負けませんと伝えるわけです。

必死さをアピールしてください。もちろん、「なぜなら、○○だからです」というロゴス(論理)も必要ですが、最後は、気持ちです。気持ち。これがないとダメです。

情熱を見せて訴えることで、面接官の心は動くんです。中途採用は即戦力なのであまり効果はないですが、ポテンシャル採用においては、抜群の効力を発揮するわけです

次の動画を是非見て欲しいです。

「I Have a Dream」で有名なキング牧師の名演説です。長いので、12分ぐらいからでもいいです。

⇒ http://www.diamond.co.jp/go/presentation/p204.html

言葉で説明しても今いち伝わらないと思いますので、動画を見てパトス(情熱)を感じてくだい。

必ず見てくださいね。

②行動

感情を込めた言葉で、パトスを伝えるのも一つの方法ですが、それ以上に大切なのが、行動で伝えることです。

OB訪問をしていないのに、御社で働きたいんです!と言っても、それって、パトス(情熱)があるって言わないよね?ってなっちゃう可能性があるわけです。

感情+行動=パトス(情熱)

このように考えてください。

近くに支店や店舗があるのに、一度も訪問せずに、御社で働きたいですと言ってもダメなんじゃないかということです。

これは、実際にあった例ですが、銀行の一般職(窓口)志望の学生が、3行の各支店を何回も訪れて、どの銀行が一番接客がいいか、雰囲気がいいか徹底的にチェックしたそうです。

それで、「御行を志望しました」と言えば、熱意として十分なわけです。これに、感情を込めて、必死さをアピールできれば、完璧なわけですね。

他にも、アパレルメーカー志望の学生で、都内にある店舗をすべて回って内定をとった学生もいます。ですので、近くに店舗があれば、お客さんとして、一度訪問してみてください。

その会社の商品を買えるのであれば、買ってください。買った上で、こう改善したらもっといいんじゃないかなど、面接で伝えてみてください。

その会社が取引している会社の商品を買ってみて、それを軸にして、志望動機をつくるという視点もいいですね。それだけで、本当に熱意は伝わるものです。

そして、ここからは面接のテクニックでもあるんですが、面接後にもパトス(情熱)を伝える方法があります。

それは、面接後のお礼の連絡です。

やっている方もいるかもしれませんね。これ、盲点ですけど実はめちゃくちゃ効果的です。特に、中小企業であれば、抜群の効果を発揮します。

大企業は、面接官が頻繁に入れ替わったりしていますので、効果は薄れるかもしれませんが、やらないよりはやる方が絶対にいいです。

熱意は、行動がともなって効果を発揮します。

電話に抵抗があるのであれば、メールでもいいです。手紙でもいいです。面接を受けさせてもらったお礼や、面接で勉強になったことや学んだこと、御社で働きたいという意気込みを書いて伝えてみてください。

私が面接官なら、絶対に印象に残りますし、つい感情移入してしまいます。

私が前職でOB訪問してきた学生の評価を、高評価にしたのも、OB訪問後にお礼のハガキをくれたからです。

人事部には、是非採用したいと報告しました。本当に、そういうものです。

あなたが現在、面接で悩んでいるのであれば、面接後にパトス(情熱)を伝えるのは効果的だと思います。後は、あなたが判断して行動してください。

お礼の連絡のポイントは、面接で勉強になったことや学んだこと、御社で働きたいという意気込みを書くことです。

この2点は必ず押さえてくださいね。

エトス(信頼)

エトス(信頼)を得るには、様々な方法があります。面接の場では、以下の5つの方法があります。

①身だしなみ

これは言うまでもないですが、カバン、服のしわ、髪型や靴など、見た目の部分です。これだけで、本当に信頼されなくなるものです。誰でも出来ることなので、気をつけましょう。

②態度

不機嫌そう態度を取らない、ムスっとした表情ではなく出来る限り笑顔で爽やかに面接を受けましょう。上から目線で面接官を見下したり、横柄な態度を取るのも同様にNGです。

しっかりと、面接官をリスペクトして、謙虚な態度を心掛けてください。

③声

軽視しがちですけど、声はめちゃくちゃ重要です。本当に重要なので、何度も言います。

大きな声で話すことを、絶対に意識してください。 実際、声を大きくするように意識しただけで、面接に通過したという話もあるぐらいです。

声が大きいだけで内定を獲得するというのは、さすがにありえない話ですが、語尾が聞こえなかったり、声が小さくて面接官に「もう1回言ってください」と言われればアウトだと思ってください。

④話し方

自然体で話してください。これも、本当に気をつけて欲しいです。

上手に喋らなきゃいけないとか考えなくていいんです。評価されるためには?なんてのも考えなくていいです。

面接という堅苦しい感じではなく、裸同然のオープンな姿勢で臨むようにしてください。

そういう意識を持っていれば、自然体で面接に臨めます。丸暗記でロボットのような話し方もNGです。一気に、信頼されなくなりますので注意してください。

集団面接以外は、キャッチボールの会話でいいんです。それが、一番自然ですよ。

⑤話の内容

話の内容から、信頼を得るのは実は簡単です。それは、自己分析のやり方は「コア」がベース!でお伝えしたあなたのコアを伝えるだけです。

コアこそが、面接の鉄則でもお伝えした、聞かない、信じないを突破する方法です。

下記の、日本のマーケティング第一人者である神田昌典さんの言葉を見てください。

キーワード:自分のパーソナルな生活を話せば相手(お客)は親近感を感じてくれる。

解説:文章で信用を得るためには、次のような方法で、自分のパーソナルな生活を話すとよい。

1.自分の生い立ちを話す。
2.自分の命に関わることを話す。例えば、事故や病気にあって死にそうになったこと。
3.自分の失敗談を話す。恥ずかしい体験談を話す。
4.自分の家族のことを話す。
5.自分の趣味について話す。

文章に限らず、話し言葉でもそうです。特に初対面であれば、尚更そうですね。上記5つのことを見て、何か気付きませんか?

5.の趣味は除いたとしても、残りの4つは、コアの原因となる出来事のことなんです。

つまり、面接ではコアとコアを抱くようになった経緯を話すことで親近感が生まれ、信頼を得ることができるんです。

※コアについて、詳しくは自己分析のやり方は「コア」がベース!

私が、コアを見つけることの重要性を、しつこく伝えてきたのも、コアとは、誰にもかぶらないあなただけのオリジナルでもありますし、面接でエトス(信頼)を得る有効な手段だったからです。

ですので、自己PRで強みをアピールする際に、その強みと過去のコアが密接に関わっているなら、それを話すようにしてください。

志望動機で、過去のコアが絡んでいればそれを話してください。要は、20数年間の人生を物語として語れるか?これが、重要なわけですね。

それだけで、面接官の評価が変わりますよ。

以上、5つがエトスを得るための方法です。必ず意識してくださいね。

ストーリーテラーになる

コアを絡めて、20数年間の人生を、物語として語れるか?の補足ですね。

売れる映画には法則があるという話を聞いたことがありますか?面接には関係ないと思われるかもしれませんが、めちゃくちゃ関係あります。

分かりやすい例で言うと、スパイダーマン。これはどういうストーリーかと言うと、ダメ人間が、強くなって、困難がありながらもヒーローになる。

こういうストーリーですよね。つまり、ヒーローストーリー。これが、売れる映画の大原則と言われています。

古代ギリシャ神話が絡んでいるわけですが、売れる映画には、ヒーローストーリーが欠かせないわけです。映画にかかわらず、マンガ・アニメもそうですよね。スパイダーマンなんかは、顕著な例だと思います。

要は何が言いたいかというと、苦しみながらも、もがいて困難に打ち勝ったというストーリーは、人の心にヒットするというわけです。

これ、めちゃくちゃ重要ですよ。

人の生き方も結局そうなんですよね。サッカーの本田圭佑(個人的な意見です)なんかも、ヒーローストーリーそのものですから、あれだけ、人に影響を与えているわけです。

いくら面接官で、客観的に面接者をチェックしようとしても、面接官に、あなたの人生(ヒーローストーリー)をうまく伝えれば、あなたは、ヒット商品になれるというわけです。

何となく、イメージできますか?

では、具体的に面接ではどうすればいいのか?となりますが、一つは、コアを軸にした20数年間の人生を見せることです。

「過去にこういう出来事があり、こういう葛藤に苦しみながら生きてきた。それを克服しようと、○○に取り組んできたけど、そこには壁、壁、壁。そんなとき、とある出会い、きっかけから、その壁を、色んな人に協力もしてもらいつつ、クリアできて、今に至っている。そして今後は、○○していきたい。」

これが、あなたのヒーローストーリーです。これを、面接全体で伝えることを意識してください。

そうすることで、面接官の、あなたへの印象は抜群に高くなりますよ。

人が、困難な話、お涙頂戴ストーリーに弱い理由も、全ては、ギリシャ神話が発端になっているわけですね。

これを面接でも、利用しましょう。

二つ目が、問題解決のストーリーです。

要は、自己PRの書き方はPDCAサイクルがキーポイント!【例文つき】でお伝えしたPDCAサイクルです。

  1. ①○○という目標で取り組んだ。
  2. ②そこで、○○という問題・困難に直面した。
  3. ③問題の原因を調べ、問題の解決策を考え、実行した。

この流れで伝えることが王道なわけで、面接官の心に響くわけですね。もちろん、問題のレベルによって変わってきますが、本質はそういうことです。

自己PR、頑張ったこと、チャレンジしたことなどの質問には、問題解決のストーリーを挿入するようにしてくださいね。

そして、最終的に、下記の状態に持っていってください!

まとめ

当ページでお伝えしたこともそうですが、当カテゴリの速攻就活内定法!を何度も見なおして、理解して頂ければ、ES通過・面接通過率も必ず高くなるはずです。

何度も言いますが、就活はコアを軸に組み立てることが何よりも大切で。

また新卒採用において、重要なのは、will(やりたい)ということも覚えておいてください。

転職においては、can(能力)が重要視されますが、新卒採用においては、能力なんて、金メダルを取れる1%の学生を除いては、ほとんど横一線なわけです。

ですので、一番重要なのは、「志望動機」です!!!御社じゃないとダメなんです!!!!

これを、いかに伝えられるかが本当に本当に大切です。

故に、いかに企業との接点を見出して、その接点を切り口にどう伝えれば、「当社じゃなくてもできるよね?」と面接官に思われずにすむか。

これを、徹底的に考えてください。

小手先はいらないです。

結局、不採用になるのはあなたに能力がないのではなく、面接官が、企業とあなたとの接点を見出せないからなんです。

キーポイントはとにかく、「接点」です。

接点をとにかく見出して、それを軸に、自己PR、志望動機を組み立てていってください。

但し、どれだけ、接点を見出して企業に伝えられても、相性が悪いと判断されれば、落ちるときは落ちます。

相性が悪いとは、企業風土や企業文化、社員の特徴と、あなたとの相性が悪いということです。

残念ながら、そればっかりはどうしようもないので、割り切るしかありません。

合わなければ、入社しても苦労するだけですしね。

ただ、押さえて欲しいのは、不採用の理由が、あなたに価値がないのではなく、単に合わなかったからということだけです。

最初は、テンションが下がるかもしれませんが、決してあなたのせいではありませんので、メンタルを強く保ってください!!!

そして、最後は、周りに何を言われようが、あなたの信念をしっかり持って、妥協せずに、就職活動を終えるようにしてください!

家族、友人からめんどくさいことを言われるかもしれませんが、あなたの人生です!

自分を主人公と思って、いい人生を生きてください!

就活も仕事も全部、結局はいいエンディングを迎えるための手段にすぎません。そして、いいエンディングを迎えるためには、色んな苦労をして壁を乗り越える必要も出てくるかと思います。

ですが目的さえ明確であれば、いずれ楽ではないけど楽しい道のりだと思えるはずですよ。

Unistyleに登録して内定者ESを手に入れよう!

Unistyleは内定者ESを中心に、就活で内定をゲットするための情報が全てつまっています。毎年6万人以上の就活生が利用していますので、登録必須のサービスですよ!

Unistyleに無料登録する