内定とは、企業があなたを欲しいと思ったときにもらえるものです。企業が求める人材とは、利益をもたらしてくれる人材です。これは、よく聞く言葉ですよね。
具体的に、利益をもたらしてくれる人材とは、
- 基礎能力がある
- 企業で必要とされる能力がある
- モチベーションがある
この3つの条件を満たしている人材です。
企業は新卒を強制されて実施しているわけではなく、自社の利益のために採用活動を行っています。
そのため、採用しても企業にプラスにならない人材は、内定はもらえないんですね。能力があっても、モチベーションがなければ、成果は出せません。その逆も同様です。
基礎能力がある×企業で必要とされる能力がある×モチベーションがある=内定
上記を前提として、就活を見て行きましょう。
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内定は肩書や実績で決まるわけではない!
では、企業が欲しいと思う学生とは、具体的にはどういう人材なのでしょうか?
真っ先に思い浮かぶのが、社会人から見ても圧倒的な実績や資格。または行動力を持っている学生です。
当たり前ですが、このような学生は、最も内定が近いと言えます。でも、そんな学生は1%ぐらいしかいません。あなたの周りもそうではないでしょうか?
そのため、あなたは彼らと同じ土壌で戦う必要はありません。実績・資格にフォーカスして、アピールするフィールドですね。
言わば、「私、凄いんですアピール」ですね。
彼らに負けじと、張り合う必要はないということです。無理に背伸びしてアピールする必要は決してありません。
そうではなく、孫氏の有名な言葉の通り「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です。
つまり、企業はどういう人材を求めているか、どういう能力を備えた学生を求めているのか。
これを、企業研究で調べた上で、自分との接点を見出しそれに合わせたアピールをすればいいだけです。肩書や実績で勝負するのではなく、企業に合わせた戦い方をする。
これが、就活の基本的な戦略です。大事なのは、金メダルを取る必要はなく、8位入賞でも目的は達成できるということです。
下記は、iPhoneで有名なアップル社を創設した故スティーブ・ジョブズ氏の言葉ですが、就活の戦略を、私達に教えてくれています。
「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」
あなたの志望企業が求めている人材とは、どういった人材でしょうか?
企業が重視しているのはコンピテンシー
コンピテンシーという言葉をご存知でしょうか?
日本の多くの企業は、このコンピテンシーを基準に合否を決定しています。特に大企業がそうですね。
私は、こんなの当てにならないと思っているんですが、就活の現状がそうなら、それに合わせて戦略を組み立てるしかありません。
コンピテンシーがどういうものかと言いますと、その企業での、高業績者の行動特性です。
つまり、企業で活躍している社員の特徴を分析して、その能力と同様の能力のある学生を採用すればいいよね?と考えているわけです。
※企業で実施される、性格テストは高業績者の性格を基準にして、あなたの合否を決めているケースもあります。
ただ、面接の場でコンピテンシーって言っても、質問するだけで、そこまで把握できるはずもないんですが。。。
そのため、シュミレーション面接を行っている企業もあるにはあります。シュミレーション面接とは、実際の仕事で必要な能力を、面接の場でプチ披露してもらう面接のことです。
営業志望であれば、ロープレをやらされる感じです。
ただ、本当に少数なので、基本的には、コンピテンシー面接をどう乗り切るかを考えるだけでいいです。
と言っても、コンピテンシーでもシュミレーションでも対策は共通しており、志望企業に求められる能力をあなたなりに徹底的に考えるのが大切です。
銀行マンなら、ルート営業なら、メーカー営業なら、どういう仕事をしているので、どういう能力が求められるか?これを、明確にする必要があるわけですね。
詳しくは、後ほど解説しますが、この方法が一番王道だと考えてください。
企業が求める人物像とかありますが、あんなのは無視してください。あれに合わせてアピールしてもいいことはありません。
なぜなら、企業になぜその能力が大事だと思う?と聞かれても、答えようがなくなってしまうからです。それに、他の学生と話がかぶるだけですしね。
そうではなく、OB訪問、インターネットでの調査、説明会。これらを行って、御社の仕事には○○という能力が欠かせないと判断しました。
このように話すことで、自分でしっかり調べて考えた上で、アピールができているなと、面接官の評価も高まるということです。
まとめますと、企業が求める能力は、あなたが独自で調べて見つける必要がある。以上です。
では、企業が求める能力を調べる前に、志望企業を決めないと話が進まないので、次は志望企業の見つけ方についての解説となります。
自己分析のやり方は「コア」がベース!企業選びの軸もコアからスタートします。
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